ガーナはブラジルを喰うか!?

miyazack2006-06-26

まさにアフリカン・サッカー真骨頂!先日行われたグループ予選で、ガーナがFIFAランキング2位のチェコを2−0で粉砕したのを見て、得も言われぬ戦慄がはしるのを覚えた。言葉は悪いが、誰も止めることのできない“奴隷の叛乱"を見てる様でもあった。(人権問題的には不適切な表現で申し訳ありません。。。)

ちょっと言い訳に聞こえるかもしれないが・・・ボクのアフリカへの“アツイ想い”は小学校に入る前の幼少時に遡る。まだロクに字の読み書きも出来ない時分から、アフリカへの探検計画を絵に描いて夢を見てたり、コイサンマン(当時はブッシュマン)の映画を見てその原始的なライフスタイルに強い憧れを抱いて学校の校庭を裸で走り回ったり・・・数え上げたらキリがない。大人になったつい最近では、『ルワンダ』という内紛&虐殺をテーマにした映画を見て、人類の起源とも言われているアフリカの地で起きたこの悲劇について、そもそも人間とはこ〜ゆうものかなどと想い耽ってしまった今日この頃である。(ぜんぜんサッカーと関係なくてすいません。ただ書きたかっただけです)

ついでにアフリカねたをもう1つ。そもそもガーナは、奴隷貿易で栄えた国である・・・とそのむかし社会の授業で習ったことがある。ポルトガル、オランダ、イギリスといったヨーロッパから支配(つまり植民)され続けてきた歴史を持っている。つまりガーナ人は今回のワールドカップでヨーロッパ勢を相手にしたとき、爆発しうる潜在的なDNAみたいなモノを持っているよ〜な気がするわけである。ちなみに次にあたるブラジルはもとを辿ればポルトガルだし、そのほかでも大航海時代に植民地を拡げ続けた無敵艦隊スペインや大英帝国などなど、まさに相手にとって不足なしといったところだ。

こんな歴史的な背景を紐解いていくと、ボク的にはガーナは今大会優勝候補の台風の目となり得ると、勝手に妄想を膨らませているわけで・・・その超越した身体能力と得体の知れないアフリカン魂を持って、フィールドを縦横無尽に暴れまわり、是が非とも強豪ヨーロッパ勢を粉砕してほしいものである。

余談だが、こんどの7月1日はボクの大好きだったニカウさん(ブッシュマン)の3回忌である。心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌。